日本の人口減少は避けようがない事実として多くの方が認識されていることと存じます。
少子化の流れは1970年代から行政としての動きが出ていました。
税制を変えていくことで1990年代には明確に少子化が始まっていますが、当然のように人口増は続き、人口減少を迎えるにはそれなりの時間がかかりました。
人口減少が見え始めても少子化対策は示されず、近年になって多くの方が知って、色々と議論になっていますが、未だに効果的な政策が見えていません。
税制等に肝があって、世の流れやトレンドまで変えていく必要があると感じています。
将来的に解決するかと思いますが、その後また安定させることへの政策転換が上手くできず、このようなことを繰り返していくのだろうとも推察しております。


現在の人口減少の波を止めて反転させることができたとしてもその際には私の現役時代は終わっているように考えています。
では、人口減少を迎える中での施設管理とはどうなるかについて考えてみたいと思います。
多くの業界同様に若者の採用は困難を極めてくると思います。
年輩の方に資格保有者が多いので、資格を持っている方の取り合いになるでしょう。
しかしながら、新しい建物が増えていかない現代において、相対的に我々の付加価値は上がっていくものと捉えています。
とは言え、単なる施設管理をしているだけでは、コストのみで淘汰されていきますので、経営に資する施設管理を提供できるかどうかが大きな分かれ目になるものと考えています。
今までに我々が溜めているノウハウをどのように提示して各施設にできるサービス提供の結果により、社会や次世代に良い貢献が出来るものと考えしっかりと務めていきたいと思います。
我々が溜めてきたノウハウは、施設の長期使用に貢献できます。
建物を短期間で建て替えるのではなく、減価償却期間を超えてより長く使用することができれば、キャッシュフローを好転させ経営に貢献できます。
マネーゲームではなく、日本のインフラの一部でもあるヘルスケア施設をしっかりと地方に残しておくことを使命として、この業務を展開していきたいと考えています。
その為にも日進月歩の変化の中、しっかりと成長して技術を活用します。
技術には心が有りませんので、使用する人間性もしっかりと高めていくことも怠らずに努めます。


学生の頃に買い替える文化が進んでいることに違和感がありましたので、私自身はメンテナンスに興味を持ちました。
これからの社会にも役に立てる考え方でありますので、しっかりと持ち場で業界のトレンドを見極めると共に人間把握に努め、社会に貢献してまいります。

有限な人生において公平に与えられている物は時間であると考えています。
その時間を如何様に使うかで自分の人生は大きく変化します。
誰と会うために使い、どのような行為の為に使うのか、目先のことだけでなく長期的視点を持つかどうかで行動は大きく変わります。
人生において大切なことは何なのか、が明確になっているとよりシンプルに意思決定が出来ると思います。
ある意味で追い込まれた状態の方が選択肢は少ないので、迷うことなく活動が出来ますが、選択肢が増えた際には備えておかなければ、迷いが増えてしまうと感じます。

年度末に向けて追い込みに入っている業界も多分にあるかと存じますが、年度明けに何をなすべきかの計画も今の内から実行しておくかで、次年度の過ごし方も大きく変わるかと存じます。
今までの経緯から指摘を受けて、昨年度に中長期で目標設定をしてみたお陰で次年度のスローガンは設定しませんが、仕掛けに関しては、粛々と進めていく所存です。
現在は選択肢が多くあるように見えますが、人口減少が明確になっている日本の打ち手はある一定の制限もあります。
その辺を見誤らずに充実と成長のバランスをしっかりと取り、業務を推進していきます。

与えられた責務から、飯塚の土地においても中長期的に求められている対応をしっかりと見極め、自社だけでなく地域や国家の継続・発展に寄与できる組織作りに邁進します。



出会いのイメージ等によって、私を野生児に思われている方もいらっしゃる関係で、私が花粉症になっていることをお伝えすると驚かれることもありますが、2011年頃から花粉症を発症しまして、近年は医療機関も活用しながら、この期間を乗り越える日々が始まっています。
武漢ウイルス(COVID-19)を経て、手放していたマスクを再度自らの意思で装着する日々が始まりました。
不織布ではなくウレタン式の方が、耳の痛みもなく密着してくれるので、重宝しています。
今年は例年より早く始まったそうなので、早く終わってくれることを期待しています。
花粉症で不思議なことは、緊張する場面や夢中になって取り組んでいるときなどでは全く症状が出ないことです。
どこか気の緩みから起こっていることのようにも感じます。
沖縄など花粉症の発症しない場所もあるそうなので、時期的にそちらに移動するなど出来る生活に魅力を感じてもいます。
花粉症によって生産性が下がることを実感していますので、この辺のメカニズムが分かって、的確な対処法が確立していくことを期待しています。


いづれにしても暖かい気候になってまいりました。
地球は少しずつ変化していますから、30年前の気候などを当たり前と思うことなく、様々な環境に適応できる能力を高めてまいりたいと思います。
また、暦から過去の多くの知見を得て将来に残していくには、太陰暦を再度復活させ、歴史の継承をしていくのが良いかと考える次第です。
明治の暦変更は、良いことばかりではないことを知りましたので、今後の改革や改善については、様々な視点で検証して、覚悟をもって進めていく必要を感じています。


花粉症対策含め次世代の為に役立つことを考え、一つずつ実行してまいります。

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