July 2018

、『鳥は飛べる形 空を飛べる形
僕らは空を飛べない形 ダラダラ歩く形

ダビンチのひらめきと
ライト兄弟の勇気で
僕らは空を飛ばないかわり
月にロケットを飛ばす

たとえでっち上げたような夢も
口から出まかせでもいい
現実に変えていく
僕らはそんな形』

これはザ・ハイロウズの歌詞の一部です。
ホモ・サピエンスは二十万年間ほぼ変化無しというのが科学的事実であるようですが、生活様式を変化させ続けていることは間違いありません。


自然の中での当然の変化もあった事と存じますけど、私は人間の偉大さを信じたいと思っています。
荒唐無稽に聞こえることもいつの日か当たり前の世の中になる。
変革と創造のリーダーシップを追い求めたいと改めて考え続けています。
『我々は何者でどこから来てどこに行くのか?』明確な答えを持ち得ていなくとも、居たくない場所ははっきりとわかるとかもありますし、理想の実現に向けたエネルギーが枯れることなく湧き上がり続けることも感じたことがあります。


自分一人ではなく、少しでも多くの方と共有できる夢を描き続けたいと思います。
青臭い話に聞こえたとしても、強い信念が多くの事を変革させ続けて来たことは歴史が証明しています。


自分自身の役回りとして順調に行っている分野では力を発揮できない事を理解し始めています。
混沌としていたり、皆が諦めてしまうような場面に飛び込んで行く事でしか、自分自身の力が上手く発揮できていません。
これからは得手不得手を理解して、何を誰に任せるのか、その際の声かけを如何にするのか、を特に意識してまいります。
毎日が創業と考えますと、今はとても恵まれた環境です。
ただし、ここに安穏とする事なく更なる社会貢献に務めるべく一歩も二歩も前へ前へと進みます。
鳥ではなく人として生まれた以上、与えられた役回りに常に全力投球していくことが、生まれたものの責務だと理解しまして、周囲への感謝を忘れずに変革を遂げ続けます。


本年も相馬野馬追が無事執行されていることに感謝と敬意を表します。
標葉郷の仲間との約束を果たせる日も近づいている事を感じます。
先ずは全騎馬威風堂々の進軍と赫赫たる武勲を上げられる事、そして何より無事の帰郷を心より祈念しております。
進軍中は街道の皆様や支えてくださる全ての皆様への感謝を忘れませんように。







 

『観測史上初』などの言葉がよく聞かれますが、五十億の歴史ある地球に対し戦後70年程度の観測の歴史にどの程度の信憑性があると言えるのでしょうか?
これは私が小学生の時に教師から聞いた話で今も頭に残っています。


十年ほど前に太郎代議士から、 『体温以上に気温が上がると、生活の服装から変化が必要になる』と指摘された事を覚えています。
以前から日本より暑い砂漠の民は肌を露出していません。
暑いと薄着になるイメージがありますものの、現実的には体温以上の気温の際には身の守り方が異なってくる事は間違いありません。


生物は強いものでもなく賢いものでもなく変化に対応できたものだけが生き残るとの定説が浸透している通り、日本の気候に変化がある事を見込み将来を予想して今から備えが必要であると考えます。
働き方改革も国会での争点になっていたりしますものの、現場感ではまだまだ温度差を感じることも少なくありません。


生産性の向上もさることながら、季節感が変わり続けている現状も理解をして、経営判断を下していきたいと思います。
多くの方を語り合いながら、次のステージに向かう事を大切にしてまいる所存です。














 

老子の言葉にある通り、水ほど人間の生活に必要不可欠で学び多きものはないでしょう。
現在の生活においてライフラインは、電気、ガス、水、通信などが言われますけど、ホモ・サピエンスとして必要なものは水です。
現代においては電気やガスの方が需要が高く感じますし、生活の不便を感じるのは電気・ガスなどのインフラになると思います。
ただし、長期化した場合に生物としての根源として求められるのは水です。


水は形を変え続け、主張せずとも価値を示していて、生命の根源でもあります。
平成最悪の水害が西日本を襲いましたけれども、水の性質を理解すればもっと対応が出来ていたことがあるように思いました。
水は太古の昔からホモ・サピエンスと密接な関係にあります。
そもそも地球の成立から存在していて、無視は出来ない存在です。
今回は各所で水害が発生していて、報道では「観測史上初」の言葉が並んでいます。
私は小学生の時に塾の講師から「観測は所詮戦後になされたものであり、50億年の歴史ある地球からすれば大したものではない」との言葉を受けて以来、気象庁の限界を感じ続けていました。
この点においても国やメディアの言い分を盲目に信じるのではなく、自分の頭で考え続けることの大切さを感じます。


水は人生において最も学びを深めてくれるものであると確信しています。
今回の西日本における幅広い地域で起こった事象を如何に正しく捉え、次世代の安寧のために現役である我々が何を為すべきか、将来の方々がいずれ検証してくれます。
その結果を見たときに恥ずかしくないよう今の全力を尽くし続けるべきだと考えます。

『上善如水』はとても深く私にとっても昔から示唆深い言葉ですので、改めてテーマに上がるかも知れません。
今回は水害を見ながら特に頭を巡りました。
本日、弊社グループで関係している苦労されている現場に赴き、現地の方の生の答えを聞けたことはとても貴重な経験でもあります。
各地で起こってしまう災害に可能な限り寄り添い、次世代に繋がる活動を今後も継続して行きたいと感じた1週間でした。








 

今週は台風ならびに大雨への対応を求められた飯塚地区でした。
6日金曜には 気象庁からの特別警報もあり、平成25年の運用開始から飯塚地区では初の実用になっかたと存じます。
特別警報が出るまでは地区ごとに避難待機、避難指示、避難命令などと分けて運用されていましたが、特別警報とともに『全員避難』(全域)というような表現がなされて驚きました。
大雨で気にするべきは川沿い周辺を重点に平屋建や階数の低い方々でしょう。
全員が避難できる場所は公的には準備できないのが現実だと思います。
情報弱者がそのまま受け取ってしまった場合、避難所が混乱してしまうのではないかと恐ろしくなりました。
結果としてはどちらの避難所でも事件を聞いてないので、特段の問題は起きなかったと思います。


緊急時の対応は、今までにも経験が有りますが、殆どの人間は視野狭窄に陥るので具体的で単純な指示が効果を出すように感じています。
複雑なオペレーションは、混乱につながってしまいます。
それには正しいリーダーシップが欠かせないことは間違いありません。
緊急時には役職として正しく組織が機能するのが理想ですが、信頼関係が生じていない状態では早目早目に指示が出せる人間が重宝されることでしょう。
何より現場対応能力も必要です。


自衛隊の時に良く兵隊が『戦争になれば、自分の方が優秀なのに学問だけの人間に使われるのは納得いかない』という趣旨の発言をよく聞きましたが、残念ながらこれは事実誤認な箇所が多分に多く、平時で学問をする気がなければ有事には正しいバックグラウンドが無いため、適切な判断が出来ずに直ぐに化けの皮が剥がれてしまいます。
『乱世の奸雄』と曹操を表現することがある通り、世に認められその功績を称えられる人物は時代の背景も勿論影響します。
それでもどのような英雄であれ努力が無ければ、そのポジションは長続きすることはありません。


思い、言動、習慣、人格によって運命は大きく変動していきます。
時代の流れや社会環境、自然現象をコントロールすることは個人には出来ません。
個人でできることは思いから始まる努力の継続です。
それによって人生が大きく変わるというこの恵まれた時代に感謝して、次世代に大切なものを残していきたいと思います。













 

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