August 2019

五年越しにて国内におけるアドラー心理学を代表する表題の本を読みました。
発刊以来話題になっていましたので興味がありましたけれども、Amazonの中古市場にて価格が下がる事も無く人気作の為、手を出せずにおりました。
それが月刊致知においてドラッカーとアドラーの第一人者同士の対話があったことに加え、七つの習慣セミナーに社員を参加させたりする中で、セミナーの営業の方から七つの習慣以外で最も影響を受けた本を聞いたところ当該本を薦められた事もあり、Amazonを覗きましたところ価格も下がっていましたので、購入読了しました。


流石人気があるだけあって、私にとって読む価値は十二分にありました。
年末年始の社員の読書感想文の図書の一つにすることを既に決めています。


アドラー氏を紹介するような書籍はいくつか目を通してきましたけど、今までは理解ができていませんでした。
今回の致知と嫌われる勇気からとても納得がいくと言いますか、私の考えに背中を押して頂いたようにも感じています。
過ぎたことや済んだことを嘆いたり、言い訳にするのでは無く、これからどう成りたいのかを考え、実行し続けていく方が精神衛生上健全だと常々思っていましたので、力強く支援されたようにも思いました。
出口治明氏が言われている『将来の事を考えて精緻な計画立て続けることよりも、今のこの瞬間を如何に大切に生きるか』を説かれたようにも思います。
勿論、計画を立てるという瞬間においては真剣に考え計画立てますけど、目的は計画を立てることではありません。
自分自身が掴み取りたい人生にする為に今のこの瞬間に魂を燃やし続けることが何より肝要だと考えています。


『人生の意味は、自分が自分自身に与える物だ』という言葉も私の思想と重なります。
色んな奇跡のような偶然の重なりで誕生した我々に生まれながらにあたえられた目的なんかは無いと思っています。
人生の目的は自分自身で見つけ出さなければならない物でしょう。
人生は連続する刹那です。
それでも刹那は感覚として永遠に感じるような素晴らしい事もあります。


この本は対話方式で進められていました。
今まではあまり得意では無い書きぶりでしたけれども、アスペンを通じて対話による気付きの深さを知る事も出来ましたので、大変興味深く読み進められました。


この本を通じても、組織を変えるには何より自分が変わり続けることが肝要な事を体感しました。
現在は採用活動を精力的に実施しています。
再度、一から組織を構築するほどに頭の中を切り換えてまいる所存です。
創成と守成の守成に力を入れるべく、貞観政要にも学びを深める半年にしてまいります。




 

本を読む事に抵抗が無いのは何故なのか分かりませんけど、幼い頃から本自体は読んでいました。
勿論それ以上に漫画も読んでいたので優等生というような勉強目的ではありませんでした。
横山光輝の三国志を読んで、原作の吉川英治の三国志を読むなどは自然の流れであったようにも思います。

今月の致知では読書の習慣がある児童は勉強時間が少なくとも試験などの対応ができることが、科学的に証明されているとのことでした。
私は親から本を読むように言われた記憶は無く、ただ家にあったので読んでいたと言うだけでしたけど、それによって救われていた事を今更ながらに知りました。
我が子を見てみると読んだ本の大半を我が家ではなく会社に置いていることもあり、あまり手に取られていないかもしれません。


私自身も読書に関して意識の変化が生まれてきました。
アスペンでの経験によるものですけど、情報を取るための本と思考を深める本では質が大きく異なる事を感じてきています。
最近の本はほとんどが情報としての本であるように感じます。
やはり古典と呼ばれるものは多くの人によって選定されているだけあって、深く考えさせてくれるものが残っていると感じます。
古典を読むと大いに疲れますけど、達成感も強くなります。
情報としての読書はそれはそれで必要とは思いますけど、出版が容易になったせいかあまりにも本が溢れていて、ある程度ソーシングされないと選ぶ側も困惑してしまいます。
新しい語彙を覚えていくことは脳の刺激にとても良いことと教わったので、資格試験で専門分野の表現を知ることもやはり良い事である事を確信しました。
資格も幅広く取ることで自分の可能性とともに仕事の展開にも良い影響を与える事を知り得たのは会社にとっても良いことだと思います。
知的好奇心を育むことが良いことであると確信して、社業に勤しんで参ります。



今週は中学から知り合った仲間の親父さんの葬儀に参列してきました。
福島出身のご両親は私にとても優しく接してくれました。
高校生で喫煙をしていた我々は良くその仲間の家に溜まり親父さんにお目こぼしを頂いていました。
更には朝までゲームなどをしていると翌朝には小遣いまで貰うこともありました。
大学生になると敷地が広いその家は更に多くの仲間で溢れかえるようにも成りました。
ご両親の人柄によるものなのだろうと思います。
三年ほど前の私が出陣した野馬追の見学にもお越しになりました。
閲兵式のところで総大将に声かけするのは周りの人も多くいるので、初めての方には大変なのですけど、私の同級生では無く親父さんが大きい声と積極的な行動力で見事に辿り着いてくれました。
10人兄弟の8番目で生まれ東京に出てきて会社を一代で築き上げ、三人のお子さんを立派に育てられ、孫も七人いらっしゃいました。
社業を同級生の兄貴継いだからは業界発展の為、尽力されていました。
二回受勲もされていました。
さもありなんと感じます。
時間の調整も出来たので、通夜と告別式と両方参列させて頂きました。
出逢えたことに深く感謝しています。



 

表題はアソウヒューマニーセンターに出向した時に聴いた言葉で、私の考えの常に真ん中にある考え方です。
自助論等を読んでも他責にしている内は何事も上手くはいきません。
どこでこのスイッチが入れられるのか?この点が私にはとても悩ましい問題です。
自分の人生の責任を外に求めた事が無いので、原因自分説はとても納得感が有り、この前提で物事を進める事が最も余計なストレスも生まないと考えています。
人間は見たいものしか見ません。
つまりは自分自身の心の持ちようが世界を決定づけています。


七つの習慣ではインサイドアウトと言う言葉に包含されるそうです。
自分が気付いた時から人生は大きく変わり始めます。
ただし、気付いたからと言って直ぐに変わるものでは有りません。
私の祖母がMRAと出会った時にもそれ以上の気付きが有ったのだと思います。


一度きりしか無い自分の人生を他責に送っていたのでは悲しすぎるように思います。
変えられないものは変えようがありませんけど、自分の考えは思った時にその場で変えられます。
考えが変われば言葉・行動が変わり、習慣となって人格を変容させる事で運命を形作っていきます。


自分が変わり続ける事で、世界がどんどん変わっていく実感を持てた者から、更なる革新を遂げていくのだろうと思います。
振り返れば私自身も多くの方に支えられ、自己変革の機会を頂戴してきました。
次世代にその機会を数多く与えられるよう努めて参りたいと存じます。
一朝一夕で身につくものではありませんので、私自身も実践すると共に仲間とは伴走を続けてまいる所存です。


敵も多く作ってしまったかもしれませんけれども、力強い仲間も数多く居てくださると実感しています。
明日からの糧を仲間から貰い、次世代に継承していきます。











 

生来、自分の欲に貪欲に突き進むということはあまり無く、一般的な負けず嫌いとは異なる性格をしていましたけど、歳を重ねたことと環境からの影響でどうしても成し遂げたいことが増えてきました。
私利私欲では無く、次世代や社会のために為すべきことはどうしても成したいと言う思いが強くなっています。


アスペンの経験から古典の楽しみを知りましたけど、最近はあえて本を断ってみる時間を設けたりしてみました。
そうすると活字への渇望などが強く湧いてくるのを感じました。
今までは読むべきだと言う理論でしたけど、今では自然と読みたい・読まなければ落ち着かないと言う段階に至っていることを感じています。
自分自身でスイッチが入って為すことは、俗に言うやらされていることの数十倍のエネルギーで行動出来ることを実感します。
『やるべきことはやりたいことにしよう』とはぐるなび創業者の滝氏の言葉ですけど、強く共感します。


残念ながら組織員の間では『言い出しっぺが損をする』などと寂しい意見が聞かれたりもしますけれども、『この指止まれ』は自らで始めてこそ大いなるうねりに繋がる機会を与えられる物だと確信しています。


自らが公的な思いで活動することこそが最も幸福感を得られ、疲労感も生まれないと言うのは行動経済学からも解き明かされています。
目先のことでは無く、中長期の視点で語り合う事はより良いコミュニケーションを生み出す事と思っています。
その為には短期的な損得をある程度超越できるほどの資産なども必要なのだろうと思います。
いつまでも満たされないと嘆くのでは無く、日々の生活にある程度の目処が立ったのであれば、その先にあるものをしっかりと見定め多くの方と協働して、社会基盤の安定に寄与していきたいと考えています。


複数回の選挙を経て政権も安定している中で、何か事を起こしたがるメディアの存在には改めて識者に限らず多くの国民にも首を傾げつつある事と存じます。
誰しもが分かりやすいような構図は伝える手法としては参考になりますものの、ロジックの原点にあるべきである『なんのために』が短期的である事が多いメディアは資本主義の犠牲者なのかもしれないと同情もしないことは有りませんけど、中長期的な視点を多くの方に有して頂きたいとも思います。
何より気づいてしまった者、責任と権限を与えられた者の使命としてより良い社会を次世代に繋げられるよう日々を過ごしてまいります。


創業時代を振り返ると自らの発言・行動には反省点が多く有ります。
それらに気付けた環境を与えられたことに感謝すると共に今後の改善をしっかりと果たしてまいります。
持続可能な組織にするべく先ずは自らが最も変革していきます。
来年から多くの仲間に加わってもらえる活動に励んでまいります。

 

全国的に梅雨が明けて大変に暑い日々が始まっています。
空調稼動によるエネルギーコストの増大も気になりますけれども、この気候変動がどのようなトレンドを迎えていくのかは更に関心があります。


50億年の歴史を持つ地球からすれば、国内の70年程度の気象情報では計り知れない事が多分にあることと存じます。
『異常気象』と簡単に使ってしまっていますけれども、地球にとっては誤差にもならない程度の変化であることも多いでしょう。

賢いもの強いものではなく変化できるものが生き残ることは、歴史が証明しているように思います。
この気候変動が何を示すのか、その先にどのような未来が待ち受けているのかを想像しておくことはとても重要だと思っています。
目先の働き方改革とは別の意味合いでいくつかの職種に関しては劇的な変化を求められるように考えています。
特に現場を抱えている我々にとって気候による環境変化は、大きなインパクトを与えます。
服装や勤務時間など変化すべきことには柔軟に対応してまいりたいと思います。


地球の気候をコントロールしようとするのはとてもおこがましく避けておいたほうが良いと考えています。
与えられた環境の中で可能な限り快適に生活が出来るよう努めていくことに人類の叡智を使っていきたいと思います。
古典に学んでいく中で、人間の傲慢さはとても危険であることを感じてきています。
何事も支配下に置こうとするのではなく、どのように共生を図っていくのかがとても大切であると考えていますので、会社においても一社単独の生き残りではなく、競合や別業界含め多くの方々との共生について思いを馳せ、挑戦してまいります。


暑さは寒さよりも命の危険を感じづらいかもしれません。
暑さの厳しさも生命に大きな影響を与えますので、皆様におかれましては十二分に対策をしてもらいたいと心から願う次第です。

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