December 2019

令和を迎えることになった本年は多くの方にとっても心新たになる機会が多くあったことだろうと推察しております。
私としては自分の実力不足をはっきりと認識しまして、トレーニングすべきことが多分にあることを十二分に理解した、自分にとって猛省の一年でした。
お陰様でその分、来年以降に果たすべき課題にも多く気付くことが出来ました。
幸いお手本になる先輩も悪いお手本も身近なので、気付いた以上次なる挑戦は身軽に進められます。
まだまだ時間がかかる話ではありますもののこの課題を解決した時の自分を想像するだけでワクワクもしています。
また、多くの課題に気付きましたけど、過去について否定する気はなく全て自分にとって必要な経験であったことであると受け止めています。
必要なのはこの課題で立ち止まるのではなく更なる高みに向け一歩を踏み出し続けることであろうと考えています。

さて、年初に立てた目標は下記のものでした。
今回は達成事項が少ないですけど、振り返ってみたいと思います。
◆英語の本を10冊読む
⇒子供向けの絵本を5冊程度読む程度でしたので、達成できていません。

◆60キロ走る
⇒今年はマラソン大会への参加もなく走る機会はほぼなく、一度の登山とポケモンGOによる出歩き程度でこちらも達成できていません。

◆立位体前屈をプラスマイナス0にする
⇒年頭、マイナス20センチ程度でしたけど、未だマイナス8センチ程度と「0」には至らず達成できていません。

◆英語字幕の映画を五本見る
⇒トルコへの渡航の際、日本語のプレゼンスが下がっている為か英語音声・英語字幕で3本ほど観るしかないという状況もありました。とはいえ、こちらも達成できていません。

◆一度は海外に行く
⇒本件は、上段にもありましたけど、初めての土耳古と息子と二人旅での泰国訪問の二回機会がありました。こちらのみ達成でした。
このように振り返るためにも年初の目標設定が大切なことを感じます。
やはり、優先順位が変更されてしまうのは中長期的目標と異なるものを設定したか、中長期的目標の価値を自分が見失っていることの証左なのだろうと感じる次第です。


最後に本年も最下段に購入した本を記録しておきます。
今年は昨年までに比して圧倒的に購入数が少ないと実感があります。
一部資格取得の勉強をする機会がありましたのと、なによりアスペンに参加することで配布された古典資料に割かれた時間が多かったことが大きな要因です。
古典は繰り返し読んでみても理解するのに時間を要することを痛感しました。
以前、勝手に敬愛している出口治朗氏のコメントでも「『流行りの本を読んで理解できなければ著書を馬鹿だと思え、古典を読んで理解できなければ自分を馬鹿だと思え』と学生時代に教授に言われた」というものがありました通りを実感しました。
アスペンのおかげである程度のガイドを頂戴して古典を読むことの深淵を垣間見れたことは大いなる喜びでした。
何より、そこでの多くの新たな仲間との出会いも感謝ばかりです。


本年のベスト本は難しいですけど、「ホモ・デウス」「嫌われる勇気」は売れるだけのことがあることを感じるほど示唆に富むものでした。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」は社員や子供たちの未来に対してとても不安を感じました。
人からお借りした本で「ファクトフルネス」も読みましたけど、自分自身のバイアスの危険さを痛感するとともにバイアス排除のための統計学をしっかりと活用していきたいと思います。
オグマンディーノには大いなる勇気を頂戴しました。

以下は2019年アマゾンでの購入実績より抜粋
思考の整理学 (ちくま文庫)
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)
自由と規律―イギリスの学校生活 (岩波新書)
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
AI vs. 教科書が読めない子どもたち
雇用改革のファンファーレ
貞観政要 (1967年) (中国古典新書)
世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた
ジェロントロジー宣言―「知の再武装」で100歳人生を生き抜く (NHK出版新書 560)
ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来
ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
教養としての「貞観政要」講義 時代を越えた組織・リーダーシップ論の古典 (知恵の森文庫)
カイジ「命より重い! 」お金の話
「自分の気持ちを言葉にする」練習帳
大事なことを一瞬で説明できる本
伝え方の教科書
今までで一番やさしい経済の教科書[最新版]
男が痴漢になる理由
渋沢栄一のこころざし (ジュニア・ノンフィクション)
世界最強の商人 (角川文庫)
現代語訳 意志の力 (星海社新書)
その後の世界最強の商人 (角川文庫)
人生に奇跡を起こす営業のやり方 (PHP新書)
小さな人生論 (小さな人生論シリーズ)
「志」の教科書
上司になってはいけない人たち (PHPビジネス新書)
仕事と心の流儀 (講談社現代新書)
考え抜く社員を増やせ!―変化に追われるリーダーのための本
現場論: 「非凡な現場」をつくる論理と実践
文明の生態史観 (中公文庫)
社会は変えられる: 世界が憧れる日本へ
変わらないために変わり続ける マンハッタンで見つけた科学と芸術
かぶき大名―歴史小説傑作集〈2〉 (文春文庫)
「寝たきり老人」のいる国いない国―真の豊かさへの挑戦
天衝 水野勝成伝 (光文社時代小説文庫)


皆様におかれましても良いお年をお迎えられますことを祈念しております。

今週も学び多き一週間でした。
先週の実技研修とは異なる意味合いでの研修にも学べる有難い日々でした。
やはり学びだけではなく学習であるべきだと感じた日々でも有りました。


『学習』は学んで習うと書きます。
学ぶのは誰にとっても分かりやすい学びの場となります。
習うのは実践(実習)です。
以前にも記載しましたけど習うとは羽が白いと書きます。
言葉の意味合いとしては飛べない鳥を指すそうです。
つまりは飛んだことのない鳥が飛び始めることをイメージしています。
習うとは命がけの実践なのです。


ビジネスにおいては学んでばかりではいられません。
いつの日か一人前になって稼ぐ力を身につけなければその組織は無くなってしまいます。
継続して結果を出すには努力しか有りません。
日本は戦後の昭和並びに平成の世のようにバブルに湧いた日々は今後そうそう訪れないと考えるのが良いかと考える次第です。
ハングリーだからこそ身につく思想やアイデアがあるはずです。

満ち足りたから堕落していく世界が残念ながら存在する事実は受け止めなければなりません。
満ち足りるのは自己満足でしか有りません。
社会は常に力を欲し続けます。
国民全ての要望・欲望を満たす日々はついぞ現れることは無いのだろうと思います。
選ばれたリーダーには選ばれた責任が伴います。
いつかのスパイダーマンの映画にもありましたけど、大いなる権力には大いなる責任が伴います。
そのような場を与えれたメンバーには同じく責任が与えられます。
目の前に与えられた環境から逃げるか逃げないかは大きな差異が有ります。


アスペンと言う素晴らしい仲間の中には逃げの言葉は有りません。
今後、同窓会は固定日で年二回実施することが決定しました。
同期メンバーは社会において大きな影響を与える方々です。
その方々の貴重な二日を頂戴できることに深く感謝するとともに何より自分自身が成長して共に学び習うことを大切にしてまいります。
多くの同窓会の企画に関与していますけれども、大切なのは人数の規模ではなく継続だと認識しております。
これからも継続を何より大切な価値として存在意義を常に正しながら生きてまいります。


 

今週は日曜日にある試験に向け、一週間の学びの期間でした。
久しぶりの一週間(月曜〜土曜)座学による研修は自分自身でも色々と考えさせられる有難い機会ともなりました。 
そもそもの考えの始まりは先週末にバッカーズ寺子屋九州に通う息子の東京研修を終えてのお迎えに行った際に見た写真集の中にノーベル賞受賞者の言葉に刺激を受けていたことだと思います。
いくつか有りましたけど、心に刺さったのは、下記のようなものでした。


人間とは何か。私達が生きる真の意味は何だろうか(野依良治)

あなたの夢はなんですか? 夢に向かって頑張っていますか?(山中伸弥)

愛される知(益川敏英)

不思議に思う心を忘れていませんか?(梶田隆章)

科学でどうしてもわからないことって、なんだろう?(小柴昌俊)

あなたが本当にやりたいことはなんですか?(赤崎勇)

大変大切な根源的問いであると思います。
今回受講しました理系学者やエンジニアによる講義はとても分かり易く興味深いものでした。 



大学生時代に残っている学びは恥ずかしながら少ないですけど、印象に残っているものに『理系を突き詰めるので有れば、古典を理解することがとても大切だ』と言う言葉が有ります。
誰が言ったのかも覚えていませんけど、卒業話前に講師に言われた物でした。
今年はアスペン研究所に参加させてもらう機会もあり、古典に学ぶを実践してきました。
今回の理系学習と重ねますと『そもそも論』への問いがとても大切なのではないかと思うに至りました。
どうしても理系的なテクニックを覚えますと全てがロジカルで計画通りに行く喜びに浸かってしまう傾向があ出てきます。
そもそも技術を磨く目的は根源的には人としての営みをより充実したものにしたい、他の人に役に立てる人間になりたいと言うような想いから始まらなければいけないのに、技術の向上と言う手段が目的と入れ代わり、俗に言う暴走に至るケースが多いように歴史から学べます。
経営工学も同様でロジックは大切ですけど、そこには社会のためと言う大前提が無ければならないのについつい自社の事を中心に考えてしまう機会が増えてしまうようにも感じます。


よく、師匠に言われた『人間は感情の動物だから』と言われたことを思いだします。
娘の教科書には感情の反対語は理性とありました。
論理だけでは決して解決できない部分を先人からの知恵の結晶でもある科学を使って解決しようとしていると言う大切なことを改めて気付かせて貰える機会となりました。

何より今この瞬間を大切にしていかなければ、自分が本当に望む人生は歩めないと改めて感じ入りました。
先人に与えられたこの恵まれた環境をより良いものにして、次世代人数伝え継げますよう自分自身も楽しんで尽力してまいります。
エネルギー問題等で未来からの前借りにならないよう人間学と科学の両方を学び習い続ける所存です。
いつの時代も適切な仲間がいなければ自分自身が簡単に根無草になることを自覚していますので、大切な仲間とは末永くつるめますよう自己変革と成長を継続します。

 



 

今週の悲報はとても残念で悔しいものでした。
中村哲さんの講演を何度か拝聴しておりまして、質問もさせて頂いた事が有りました。
メディアにて特集等も組まれていますので、実行された素晴らしい活動はこれから多くの方の目に触れられる事と存じます。

ノーベル平和賞の候補者でもあったのは当然の事と思う位に誰にも真似できないとても素晴らしい生き様であったと思います。
蝶々好きがこうじてアフガニスタンに入ったものの縁を感じでそのまま残られ、ハンセン病から始まり、医療だけではなく、社会の安定につながる活動へと変化されて行きました。
医療活動から治安の為などの観点も含め、水道事業のような体を成し始めた際には多くの方から帰国を勧められた事と推察します。
それでもその土地に残り、井戸の次には用水路まで構築されました。
井戸や用水路の為には日本の多くの方の知恵や知識なども活用されていたようですが、それらを理解して実行出来るのは中村哲氏の情熱とクレバーさによるものであっただろうと思います。


『その状況でアフガニスタンに残る理由は何ですか?』が最も多い質問であったのかもしれません。
『逃げ足が遅くて』と返して、会場でいつも笑いを誘っていらっしゃいましたが、私の前では一度『本日はリーダーの方々がご参加との事なので、言わせて頂きます。』との前置きの後、『目の前で困っている方が居て、自分には解決策が見えてあるならば、そこから居なくなるのは逃げるだけであって、リーダーたるものそんな事ではダメでしょう。』と言う主旨の回答がありました。

中村哲氏の口調は終始穏やかで語気を荒めるのは聞いた事がありません。上記のエピソードもの淡々とした物言いの中でお話しされていました。
また、憲法9条の所謂議論においては、戦争被害を理解していない戯言のように捉えているかの回答も印象的でした。
最近は用水路の影響で富が増してきた結果、残念ながら貧しい時には無かった掠奪が増えており、治安の悪化を嘆かれる発言もあったと聞き及びました。


私自身に出来ることは限られて居ますけど、祖母からも良く教えられた『義を見てせざるは勇なきなり』を実践された中村哲氏の生き様に習い困ってる方を少しでも支えられる人間を引続き目指したいと思います。
『自己の最善を他者に尽くす』は容易ではないからこそ気づいた人間の使命として進むべき道であると確信しております。


中村哲氏は福岡にお戻りになられる事と存じます。
長きに亘り本当にお疲れ様でした。また、ありがとうございました。










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