March 2020

必要に迫られて大転換期を迎えるのだと改めて感じ入っています。
武漢ウイルスは我々の生活をもっと一変させることでしょう。
抗体が見つかるなどして、早期に終息が見えるようになることが望ましいですけれども、科学者でもない以上期待はしても、楽観的観測を持つことは思考を止めていることでしかないと思います。
それでも時は立ち止まりませんので、人生を生きていく中で大いに思考を深めると共に実践を重要視していきたいと思っています。


平時と有事では求められるものが大きく変わります。
平和の祭典と言われているオリンピックは近代においても3度は中止の目に合っており、これだけ混沌した世界では実施が難しいのも当然と言えます。
今までの中止の理由は戦争が主な原因でしたけれども、今回は細菌との戦争と言うのもおかしな気がします。
『平和』の反対を『戦争』と考える方は多いそうですけど、私は『平和』の反対は『混沌』だと認識しています。
戦争は勿論、混沌を生み出しますけど、あくまでも政治の一つの手段であって、状態のみを指し示す言葉ではないと考えています。
無事に延期と言う形で開催されることを期待しますけど、今回の延期により多くのアスリートには試練が待ち受けていると思います。
だからこそドラマにもなるのだろうと思っていますので、是非、開催された暁には多くの感動を全世界の方々に見せつけてもらいたいと思います。
日本がオリンピックに関わって憂き目に合っているのは、ここの所40年周期のようです。
40年前の1980年は東西冷戦の最中でのモスクワ開催には参加を見合わせています。
更にその40年前の皇紀2600年にも当たる1940年には日本での開催予定が戦争のため、中止となります。
風水的に考えますと歴史には何らかの因果があるようにも見受けられますけど、実際にはたまたまの組み合わせなのでしょう。
いづれにせよ、単なる平時とは異なる時代に入りました。

東日本大震災も400年に一度とも言われる機会に巡り合いましたし、今回もそう滅多にお目にかかるものではない状態に立ち向かっています。
これを不遇と取るのか、現役時代に迎えられることで次世代に苦労を残させないために良かったと取るのかで、行動にも大きな違いが生まれると思います。
私は断然後者です。


今まで全世界においてもおかしいと感じていたようなことも今回を機に大きく変えることも可能になってくると考えています。
日本国内で言えば、東京への一極集中の異様さです。
あれだけの人口密度となれば、感染症には弱いことは自明の理でしょう。
効率性を求めた結果、ウイルスが効率的に活動できることにもつながっています。
それらが利益相反であることを知る良い機会とも言えます。


物流においても新鮮さ等を求めすぎた結果、在庫を持たない活動によって、多くの地方に支えられなければ、成立できない脆い状態であることも、東日本大震災に引続き理解されるのではないでしょうか。


世界においては食料のみならず、様々な工場を分散させておかずに安価な人件費に基づき中国に依存するかのような体制では、部品・部材供給が止まっているのは既に感じている通りです。
これからは、一時期的な活動になるかもしれませんけれども、生活必需品に限定した購買が必要になってくるでしょう。
贅沢品等とはしばしのお別れの覚悟が必要だと考えています。
勿論、早期終息の場合は、別でしょうけれども必要以上に贅沢になっていた生活を大いに見直す良い機会と捉えています。

そういった意味では文化人は活動が大きく制限されてしまうことでしょう。
それでも文化は必要ですので、今までの規模とは別にしても継続できる体制を整えたいとも思います。
選択肢が多くなり過ぎた業界においては、絞り込みが求められると思います。
5Gには大いなる期待が持たれていましたけれども、活用できるような平時にいつ戻れるか分かりません。
どこまで近代文明を排除して生活が出来るでしょうか?
かく言う私もデジタルには大いに侵略されています。
生まれた頃の昭和50年代の時代に今すぐ戻ったりすれば困惑することが多いでしょう。
それ以上前の世代を覚悟しておくことが肝要なのかもしれません。
なんにせよ生き残るのも本人の意思が無ければなりません。
まずは体力付けが必要だろうと思っています。


2019年度末に色々と思考を深める機会が持てたことは私には幸いしました。
これからの組織の成長には私自身の成長が最も重要であることを自覚しています。
自分の至らなさを大いに感じてきていますし、周囲とのズレが大きいことも自覚してきています。
それでも、私には夢があります。
ご先祖様から与えられたこの時代を感謝して享受すると共に、より明るいものに変えて次世代に渡す事です。

時間は黙っていても行動しても勝手に過ぎていきます。
どんな人間も人生は死ぬまで続けられます。
魂を燃焼させて生きてく方が増えることを期待しています。

イノベーションは『新結合』と訳すのが良いと昨今聴き、大いに賛同しています。
 2020年度は新たな仲間を迎えつつ、当面は活動が制限される中で、大いなる飛躍のために自分自身と自組織を大いに磨き上げる年にしてまいります。
具体的な活動も見えてまいりました。
社会インフラの適正なメンテナンスを通じて社会に貢献するとともに文化の継承に努め続けてまいります。


引続き武漢ウイルス(COVID-19)が強く世界に影響を与えています。

ネガティヴな面に注目がなされていますけど、今までにできなかった改革が出来ていることも沢山あるように思います。
私の師の一人である田口佳史氏によりますと、時代は明治維新に近い大転換期となっています。
明治の維新前には江戸時代の徳川幕府への不満などが相当に溜まっていました。
現代の日本が自民党政治に徳川幕府ほどの不平不満があるほどとは感じてはいませんけど、明治以降に組み込まれた中央政府による官僚体制の制度疲労は大いに感じるところではあります。


単純に明治以降20世紀で増えた3倍の人口が2008年を境にこのままだと21世紀で1/3に戻る道を歩んでいるように見受けられます。
このまま人口減少を是としているわけでは決してありませんけれども、人口がある程度減る中で世界の中のGDP比率がある程度下がるのも当然であるように思います。
ピーク期には世界のGDP比で17%を越していましたものの、現在は6%程度です。
これを大いに嘆く方もいらっしゃいますけど、人口比(1.7%)でみるとまだまだ善戦しているものと感じています。
先進国と言う現時点ではあまり適さない表現の国が世界人口の半分もいないのGDPを牛耳ってきたことが如何なものかとは思いますし、そもそもGDPと言う経済指標のみで国力を図ることにもそろそろ限界が来ているように思います。
多くの国が発展するのに経済はとても大切で貢献したことは間違いありませんけれども、経済が全てを幸せにすることはありません。
宗教も大切ですし、志や信念と言う価値観も無ければ、人類の幸福とは離れてしまうと思います。


冒頭の制度疲労を改善するべく色々な職場の改革(昨今の『働き改革』は如何なものかと思っていますので、別の意味合いを込めて表現を変更しています。)が進んでいるように思います。
今までできなかったことが時流に乗るのであれば、是非挑戦してもらいたいと思っています。


私が関わっている業界では、免震についても考えやすい時期であるとも考えています。
COVID-19がパンデミックとなった世界で、もしも震災が起きたらどうなるでしょう?
今までの流れで行けば、大量の仮設住宅が必要となり、それらはクラスター感染の温床となります。
仮設住宅では安心も出来ず免疫力も下がってしまいます。
仮設住宅でなくとも余震が続けば、多くの方の疲れが出ることは周知の事実だと思います。
そんな中、免震建物で暮らしていれば、今まで通りの生活を維持することが出来ます。


BC(Business Continue:事業継続)の観点からも震災に備える必要があります。
ウイルスと地震は連動していません。
地震発生確率はウイルス問題に関係なく変動は有りません。
今、この瞬間にも備えなければなりません。
考えただけでもぞっとすることから目を逸らすことなく、最悪の事態を常に想像しておかなければなりません。


経営者としてもこれからの経営を考え続けます。
人口が減っていく中で、世界経済がこれだけ影響を受けますと日本は単純にプレゼンスを落とすだけになるかもしれません。
これからは先人が切り拓いた世界とは違う未来が待ち受けています。
過去の経験則は役に立ちますけど、自分の頭で考えなければ、先輩の遺した大切な知識は役に立ちません。
なかなか動きが制限されている今だからこそ考える時間を有効に活用してもらいたいと切に願います。


自分の頭で考えない人々はいつの時代もカモにされています。
考えるのに加え実践を伴うことで、大いなる成功が待っています。
成功を通じてより多くの社会に貢献してもらえる人財を増やし続けたいと思います。

先週、ジャックウェルチ氏の訃報に触れました。
勿論、お会いしたような機会は有りませんでしたけど、著書や映像からは多くのことを学びました。


GEと言う巨大な組織のリーダーとして大きな変革を成し遂げました。
ニュートロンジャックと言うあだ名がつくほど激しかったそうですけど、戦略はシンプルであったように思います。
リーダーとして徹底して実行されていたことが、いろんな誤解を与えたのかもしれませんけれども、環境を言い訳にせず、何事も成し遂げる姿勢は経営者として優秀でした。

社長就任後直ぐに大学での講義をしている映像を見たことがあります。
その時点で、10年後のビジョンを語っていました。
リーダーにはビジョンが大切です。
それを成し遂げるには湧き続ける情熱が必要です。
そして今いるスタッフに即した戦略設定が重要になってくると感じています。

改めてジャックウェルチ氏の著書を読み直してみようと思います。


先月末から予定が大きく変更され、思考を深める機会を頂戴しているように思います。
メディアの情報ばかりを見ていると自分の頭で考える機会を奪われてしまうように感じます。
自分の頭で考え、自分の意思をもって行動を続けることが後悔のない人生を歩めると考えています。
混沌としているからこそ多くの気付きの機会にもつながります。
次年度からの弊社の新たな船出を今から楽しみにしている所です。


今週は東日本大震災から9年を迎えた週でもありました。
先月に少し自反内省の機会からそのことに触れ、自分自身の当時の感情を吐露する場面がありましたけど、全く冷静に成れずに感情に揺さぶられました。
私にはまだまだ冷静に振り返れる物ではないと改めて気付かされました。
とは言え、触れないのもなんだかおかしな気がするので、文末にて記録しておきたいと思います。

今週は引続き予定が大幅に変更になる機会が多く思考を深めるには恵まれた時間を過ごすことが出来ました。

読了したものの中に表題の本があり、多くを学びました。
黒字の会社には共通項がありますけど、赤字の会社にも共通項は沢山あります。
グループ内を色々と回っている間でも数字の良い事業所と悪い事業所ではそれぞれ共通項があったように感じていました。
共通項を取りまとめて貰ってあるので、参考になることが多いです。
自社組織にその共通項チェックをすることができるので、その点も有難いです。


潰れていくのはいろんな理由がありますけれども、やはり大きな責任は経営者にあります。
スタッフが当事者意識を持たない組織は強くは有りませんけど、当事者意識を持たせるのも経営者の大切な仕事であろうと思います。
当事者意識が低い組織でも戦略が整っていれば経営が上手くいっているケースも見受けます。
戦略立ては経営者の大いなる使命ですから、今いるスタッフに最適な戦略を立てることの大切さも改めて感じ入りました。

社会は常に変化しているので、戦略も変化させていかなければなりません。
会社が無くなると経営者だけではなくステークホルダ―全員に影響を与えます。
しっかりと継続することに努めてまいりたいと思います。


他にも倒産した会社の社長へのインタビュー本にも興味がありましたけど、連続して読むにはこちらの気分が大いにダウンするので一旦期間を空けて読んでみようと考えています。
倒産と言葉で書くのは簡単に感じますけど、実際には多くの苦悩や混乱の結果で発生しますし、人生が大きく変わってしまいます。
経営者の任に当たる以上、そのような憂き目に合わないよう常に誠実に努めてまいりたいと思う次第です。
スタッフが円満な人生を歩める支援者として、中長期的に幸せになるアドバイスを今後も心掛けます。









↑このページのトップヘ