May 2020

武漢ウイルス(COVID-19)の流れで多くの場所でダーウィンの進化論についてのコメントも目にする機会が増えました。
それはとても有名な文言で皆様もご存じの
『It isn't the strongest of the species that survive, 

nor the most intelligent but the ones most responsive to change.

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化に対応できる者である。』です。

※ネットで調べますと末文は「変化できる者である。」がおおいようですけど、ホモサピエンス自体が変化するのは難しいので、変化に対応できると訳すのが良いかと考えている次第です。



在宅勤務やテレワークなど、ネット上での対応が増えてきています。
私自身も出張は控え、多くがWeb会議に切り替えています。
変化に際してはメリットもあれば当然にデメリットも有ります。
移動時間の軽減と言う意味では大きなメリットを感じますけど、機微を伝える・知るという点ではストレスを感じるほどにデメリットが大きいように思います。
勿論、今までの関係性がある中でのやり取りであればある程度はカバーできますけど、初見の方とWeb面談をしても本質的には理解や納得解が得られないと現時点では感じています。
それでも、変化が退化することは無いでしょうから、これからはこのWeb上での商習慣にも対応していく必要を感じます。


現時点で、Web会議をするにあたって若手や秘書の方などにセッティングを頼んでいる方は時代に淘汰されてしまうように思います。
勿論、既に年配の方で功労者的にご意見番として必要な特殊な方はどのような状況であれ求められ続けます。
ただし、一般的な方々はこの変化の波に対応出来なければ、発展的なビジネスに対応していくことは難しくなるでしょう。


私が大学生の時にwindows95が発売され、IT革命と呼ばれる多くの変化が生じました。
私自身は若い分、xlsにせよdocにせよゲームをする感覚で受け容れましたので、その後の各種展開もキーボード操作に関しては抵抗なく対応できています。
社会に出て直ぐの自衛隊では多くの諸先輩がPCを受け付けず、こちらにお鉢が回る機会も多くなり、私にとっては良い循環となりましたけど、諸先輩はただただ時代に取り残されているようにお見受けしました。
そんな中、民間に出てきましたら、一回り上の先輩でも表計算について深く勉強されて使いこなす喜びを感じている方が大多数とは言いませんものの結構な数でいらっしゃいました。
自衛隊もごく少数に限っては新しいテクノロジーを楽しんでおられた先輩がいらっしゃったことも言い添えておきます。


今週は、新入社員との研修をメインに一週間過ごしました。
私からしますと気付けば二回りほど下の世代です。
表計算や文書作成などは経験上、こちらの方が今のところ扱えていますけど、その他のネット対応においては私よりは各段に自然に使いこなしているのを感じます。
現在、専門学校生相手に講師も務めていますけど、20歳前後の方もこれまた当然のようにWeb受講をされていて私よりも自然な対応が出来ていらっしゃるのを感じます。
この変化は当然の物であります。
それでも、未だにどこか若手の感覚でいた私には口惜しさと共に衝撃を受けています。
軽佻浮薄なブームに乗ったりすることは曲学阿世に繋がるようにも思い、どこか避けていましたけど、これからは頭が硬くなり過ぎない訓練も必要だと感じ始めました。


身体も40半ばを迎え、大いに変調をきたしているのを実感しています。
今まで以上に疲れが取れなかったり、気力があっても体力がついてこない面が出てくるのを感じています。
自衛隊時代に蓄えた貯金ともいえる体力が底をついたのかもしれません。
これからは身体のメンテナンスにも十二分に気を配り、ますます変化の多いこれからの時代に対応出来ますよう努めます。
それでもホモサピエンスは20~30万年間特段進化をしていないので、歴史書に習い人間の機微については古典に学び続けます。

COVID-19による様々な自粛活動も一時期平穏な日々を過ごせそうな時期がやってまいりました。
新しい形のインフルエンザとして我々の生涯は向き合っていく必要があるのかもしれません。
14世紀に天然痘が起こった結末も19世紀までは解決できなかった事実を踏まえますと、我々が現役世代にいる間にCOVID-19の解決は難しいと考えておくのが良いのでしょう。

そもそも我々ホモサピエンスが20~30万年の歴史に対して、ウイルスはその遥以前に存在しているようなので、生まれてからの歴史はそもそもウイルスの方が先輩であると言えます。
ウイルスとの闘いと表現される方は多くいらっしゃいますけど、共存していくのが筋のようにも感じている所です。


私自身は今年1月から色んな制限を感じており、行動に制約がありました。
人・本・旅・呑・星に学びを求めてから、移動の制限が掛かり、人・旅の刺激は大分制限をされました。
ある意味で本に学ぶ時間は多く出来ましたので、没頭して本にのめり込む日々を送っておりました。
今週、久方振りにzoomと言うツールを通じてはある物の師や同志と言えるメンバーと限定的ではありますものの顔を揃えることが出来ました。
1月2月以降のメンバーが多くいらっしゃいましたけど、皆様立ち止まることなく各人の持ち場でリーダーシップを発揮されておられました。
私自身は特に4月以降制限が厳しくなり、貞観政要の読み込みによる学びを大切している中で、今週の受講は大きな刺激を頂戴することが出来ました。
端的に言いますと、封建制(一族による管理)と郡県制(官僚制による管理)のいづれが良いかと言えば、どちらか良いものではなく中庸を取ってい行くことが肝要であると言う学びでした。
どちらにしてもトップの意志が何より大切であり、No2を通じて他メンバーに拡大していくメッセージが正しく伝わることを考えよとの教えがありました。
現実的には混在した形でトップが納得するともに現場に受け入れられる布陣である必要があるということでしょう。


今回の武漢ウイルス(COVID-19)がモタラシタものは、都心部と地方の格差の浮彫です。
福岡県内をとっても福岡市と北九州市に比較してその他の地域は発生件数も少なく、発症メンバーは都心部との接点によるものでした。
とは言え、お亡くなりになるなど犠牲者はいらっしゃいましたので、心から冥福をお祈り申し上げます。
ただ、結果として都会病であって地方においてはとても迷惑なウイルスであるとも感じています。
今回の事象を通じて、都心一極集中の流れから地方の価値を大いに見直して頂きたいとも考えている次第です。
私自身は、10歳まで人口(8千人)よりも牛の頭数(6万頭)が多い町で育ったこともあり、地方がスタンダードです。
その後東京に住む経験もあり、素直にそのデメリットとメリットを体感することが出来ました。
経験上、稼げないのであれば都心に住む価値は格段に低く、地方の方がよほど恵まれた環境を享受できることを理解しました。
現時点でも都心部に住む方よりは電車の本数や駅までの距離など不便があるのかも知れません。
それでも、マイカー通勤も可能ですし、社員以外に会うことも無く日々を過ごすことがこの2か月無理なく可能になっています。


ニューヨークの話を聞いても、貧富の差による感染リスクが存在しているようで、成功者ほど地方に住む傾向がある為、地方に早く疎開した方ほど感染者が少ない報道があります。
日本には雅なところに住みたい意向がどうにも昔からあるようです。
「住めば都」よりも「住むなら都」だそうです。
今回の武漢ウイルス(COVID-19)を通じてそれらの意識に変化が生まれることを期待しています。
私のルールである福島県の相双地区も私自身が育った北海道の十勝も現在住んでいる飯塚と言う土地も少々な都会感が否めませんけど、俗に言う都心と比較すれば地方となるのでしょう。
人間をホモサピエンスと捉えれば、自然の中で生きていく力こそが大切であり、文明しかない環境で生きていくことは自然の摂理に反するように思います。
そんな中でも学びは大切です。
真の道徳を体感するにはこれだけの混沌感はとても大切であるように思います。
生命の根源が脅かされる中では、短絡的な行動や思想になることも強くは否定できません。
それでもこの環境の中で正しいことを貫くことが出来れば、自分自身にとっても信頼できる信念が醸成できることでしょう。

夏を迎え一旦の落ち着きを取り戻す可能性が高いようにも感じておりますけれども、まだまだ思考を深める良い機会であることは間違いありません。
大いに根源に触れる機会を高めていこうと思います。


今週から専門学校生の前での登壇が始まりました。
昨年度イメージしていたものと大きく異なり、Web上での授業となりました。
レスポンスを感じられないため、個人的に好きなラジオを自らがやっているような気にもなります。
そんな中で大切なのは教える自分自身が楽しそうであることなのではと思い、来週以降も楽しみながら私自身の学びを深めてまいりたいと存じます。
実務を通じて経験したことをアカデミックにまとめて貰えている大変便利な教科書が出来ています。
生徒に読みながら自分自身が納得する機会も多くあります。
実務を知らないと興味が持てない点もあるかと思いますので、少しでも建築設備が興味深いものだと思ってもらえるよう授業に魂を込めてまいります。
何より次世代の皆様が未来を明るくとらえて夢を語り志を果たせる社会を構築してもらうための一助になることを目指します。











 

今週も思考を深める時間と機会を多く頂戴出来ました。
やはり人・本・旅・呑・星に触れることが大きな刺激に繋がると感じます。
とは言え、人・旅は現時点では難しいのでやはり本に大きく影響を受けています。
ネットを通じての面会でも刺激はありますけれども、直接にお会いできていればそれ以上の刺激を貰えたように感じてしまいます。
こんな時期だからこそネット上でお会いする気になった方もいらっしゃるので、何事も良い機会と捉えていきたいと思います。


緊急事態宣言が多くの県で解除されました。
それでも一年前の世界と同じになることが無いことは多くの方が理解されていることと存じます。
時折、「昔の姿を取り戻すのはいつになるのか?」と言うような表現をお見受けしますけど、現実的にはただの一度も同じ環境を迎えることはありません。
今回の武漢ウイルス(COVID-19)の影響は不可逆的な一歩を踏み出したことは間違いないので、大きな変化が待っていることでしょう。
現状維持は人間が持っている保守的な本能の一部でしょうけど、変化に対応できなければ種の存続が成立しないことも歴史的事実です。
誰にも正解が分からないこの環境は自らの頭で考え行動して責任を取るという極めて当たり前の状態を多くの国民が理解してくれることと期待しています。


これ以降も第二波、第三波に備える必要を感じています。
この期間で考えている中では私共は医療・介護・福祉と言う社会インフラを愚直に支えることを使命として更に精進して行こうと言うことです。
Web会議が増え、様々なアプリケーションで初見の方との接点も出てまいりました。
この機を見て敏に行動して利益を出すという手法を積極的に取り入れるつもりはありません。
勿論、社会が変化していく中でそれらに対応することはありますけれども、やはり理念・使命を変更するようなことは取るべきでないと確信しています。
現時点で様々な困りごとを抱えている方が多くいらっしゃいます。
施設管理を通じて、それらに貢献していくことに努めることが責務であることから、短絡的な利益出しに舵を切らないよう引き締めてまいります。


日本における少子化と自然災害の激化はこの数年で多くの国民が知ることになったと思います。
今回のCOVID-19騒動の際に若者の就業機会を奪わないことや、自然災害によって感染拡大が進まないように知恵を絞ることは弊社にとってもとても大切なポイントです。
会社の継続のためには利益が必要です。
それでも利益を出せばよいものではありません。
中長期的に周囲を幸せにする力を提供する事こそが継続するべき組織創りに繋がると確信しまして、これからも社会システム変革への貢献を愚直に実施してまいります。
これだけの混乱期は本物と偽物を容易に見分ける機会であるとも感じます。
景気が良ければ差別化が難しい面があるのに対し、不景気時に収益力を持っている事の難しさからも、現在の状況は真贋の差が大きく結果に影響を与えます。


今まで議論だけで進められなかったことが、実行しやすい時期であるとも感じます。
この緊急事態時に深く考え切った人間こそが次なるステージで活躍出来ます。
それは中期的に成功を固定化することに繋がるかもしれません。
出来ない事を嘆くのではなく、今できる事に全力を尽くし続けることこそが成功につながるのはやはりこの世の真理であるのだろうと思う次第です。

本年より今までの手帳サイズから致知手帳へと変更しております。
週ページ毎に冒頭著名人の格言が記載されています。
4月19日の週の言葉がタイトルにした「命を懸けない仕事は全部偽物」(曽野綾子氏)でした。
「組織の中に一人でも覚悟が決まった人がいれば成功する」「能力の差ではなく真剣度の差が成功を決める」など今までにも素晴らしい言葉をそこに見ておりました。


会社を起こして直ぐに親会社のコンサル業務と協働する機会がありました。
レポートの検収を先輩に実施して頂いている際に「一ページでも無駄があってはならない。100枚を超えるページの中で最も魂を込めたページが必要だ。」と指摘されたことがあります。
付属資料としてエビデンスを掲載するのはあくまでもロジックの補填であり、コンサルタントとしては依頼者に対して改善のための魂を込めたメッセージが必要であることを強く突き付けられました。
当時からある程度、レポートには雛形がありましたけれども、その中でも発信者による情熱が大切にされていました。


今年度の弊社の方針は「安全と標準化の凡事徹底」ですので、様々な箇所で標準化をするべく検討と改善を実施しています。
どんなに標準化がなされてもそこに魂を込めたメッセージが無ければ血の通わない施設管理になってしまいます。
常に当事者意識が抜けないように全てをマニュアル化するのではなく、自分の意思に基づいた意見が発信できるスタッフを育てたいと思います。
一度しかない与えられた人生を過ごすには、流されて生きるだけでは勿体ないと思います。
「命を懸ける」と言うと激しいかもしれませんけれども、魂を込めて人生を過ごしてもらいたいと願います。
尊敬する先輩から教わった好きな言葉でもある「考えた通りに生きなければならない、出なければ生きた通りに考えてしまう(ポール・ブールジェ)」にある通り、理想を求め続ける強い意志がとても大切だと思う次第です。


とは言え、私もタイトルの言葉に強く惹かれたようにどこか流されてしまっていたのかもしれません。
仕事を通じて、生涯の志を成していくことを忘れずに日々業務に魂を込めて一歩ずつ成長を遂げてまいりたいと思います。

仕事には魂を込める価値があるものと確信しています。
多くの新人の皆様におかれましては連休が明けても一頃昔に流行った「五月病」になられることなく、時間を大切に成長をされるよう祈念しております。

今週はゴッドファーザー2も観れました。
前作に続き、父親と観ることで今回も新たな気付きが沢山ありました。

今週は数年ぶり十数回目のゴッドファーザーを父親と見る機会が有りました。
父親世代の映画でもあるので、父親の解説を聴きながらの鑑賞はいつも以上に見応えを感じました。
初めて見たのは中学生の時に兄からの勧めでした。
当時は深くは分からないながらも日本でいう『仁義なき戦い』のような漢同士の戦いの中にも女性が入っていて多くの示唆を受け取った思い出があります。
映画としては長い作品であるというのも印象的でした。


組織の継続等については深い示唆が有りました。
リーダーは時代が求めるものであって、いつの時代にも評価されるリーダーは居ないというのは、出口氏が良く指摘されている点ですけれども、ゴッドファーザーにおいても三男であるマイケルが継ぐことになったのは当初からの予定ではなくその当時の結果としての流れであったと思います。
ただし、与えられた環境でベストを尽くし、自身の生活行動を変え続けた結果として業界で君臨するまでは自身の努力の結果でしかないと確信しています。

自分たちの組織で最も大切にすることは何なのか?
生き残るだけなのか?どのように生き残るのか?など大切にされることは人それぞれでしょう。
思い返しますと私自身が自衛隊と言う選択をしたことも、ゴッドファーザーの影響がゼロではありません。
勿論、ベースは中学生の時に叔父貴にかけられた言葉や漫画のMASTERキートンの影響の方が大きくはありませんけれども、自分自身がファミリービジネスから一線を引いておくという意識はありました。

映画からは創業と継続の難しさも垣間見ることが出来ました。
事業継続と組織継続では違いがあり、コアビジネスを変更させてでも大切なものを継続させることが出来るかどうかは創り出した人間と受け継いだ人間では異なることが見受けられます。
現時点で会社は私が創業時から責任を持って事業を起こして、興すものと撤退するものを逡巡の結果、決めてきています。
これらを継続する場合に我々の組織で最も大切なものを何と考え、何を遺そうとするかを継いでもらうのは難しいものだと改めて感じ入りました。
勿論、ビジネスですから競合他社との違いを明確にしたビジネスモデルはありますけれども、私は我々がその大切なビジネスモデルを中心とした形で創り上げてきた人間力こそが最も大切なものであると確信しています。
設備のメンテナンスを通じて、誠実な対応と実直な行動を身に付けることで多くの信頼を獲得してまいりました。
技術力があれば全てを凌駕するとは考えておりません。


私自身は生涯現役であろうと思っていますので、早々な事業の引継ぎを考えてはおりませんものの何事も永遠はありませんので、いつも事業継続については考え続けてもいます。
コロナで大きく世界が変わるかもしれませんし、私自身が重症化する可能性も当然にあります。
何があろうとも継続出来ることを大切にしてまいりたいと思います。


コロナで世界が大きく変容してからについて、ハラリ氏のガーディアン紙での4月20 日付の『「死」の人類の受け止めについて』は大変示唆に富んでいました。
宗教心においても死んだ後の世界を示すことで指導するのではなく、聖典よりも科学者の言葉を根拠に各所の閉鎖を決めていることは価値観が中世と大きく変わっていることを感じます。


連休中は、ネット番組など娯楽に興じることで過ごすのではなく読書をするなどを通じて自分の内面を鍛える期間に出来ればと考えています。
連休中は我が家は基より、メガソーラーの草刈も実施しながら、アフターコロナを見据えた世界を想像すると共に我が社の歩むべき道を思考し続ける所存です。




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