弊社グループの泰会長から良く言われたことの一つに「仕事の報酬は仕事、出来るヤツに仕事は集まる」が有ります。
先日、同様のタイトルの本に触れる機会が有り、興奮しながら小一時間で読了しました。

価値観が多様化していますので、仕事観は人によって異なるのは当然でしょうけれども、「仕事がツライ」「出来れば働きたくない」と言う方とは私自身が一緒に仕事をすることが出来ません。


なぜ働くのか?働いて得られる報酬で大切にしたいことは何なのか?と言う個人の志や信念が備わっていなければ、指導も教育も成立しないように思います。
今時に使われる経済と言う意味で給与は当然見過ごされるようなものでは無く、重要な要素ですけれども、「それが全てではない」という事に如何に早く気付けるかがより豊かな人生を送れるのではないかと考えております。


スティーブジョブズ氏からは彼が生み出した製品のみならずハーバードでのスピーチなど多くの学びを頂戴しましたけれども、病床で語られたという言葉が最も私に多くの示唆を与えてくださいました。
なぜ生きるのか?何に生きたいのか?私はかかわる方々の中長期的な幸せの為に多くのことをささげていきたいと思っています。


冒頭の本の中には商品や製品ではなく本当の仕事で生み出したものは作品であるという記載も有りました。
プロフェッショナルとして仕事に誇りを持ち、社会に貢献できる方々と如何に多く交流できるのか、これからも走っていこうと思います。
私にとって仕事の報酬の一つに素晴らしい人との出会いが有ります。
先日のISLの式典では、ソフトバンクの孫正義氏は財界活動よりも人類社会の為に人に会う事に精力を傾けているというエピソードもお聞きしました。

自分が疲れているからなど自分の都合で断ったりするのではなく、素晴らしい人と出会い交流できる場所には今後更に積極的にかかわってまいります。
そう考えると経済は少し余分にかかりますけど、飛行機や新幹線など時間を有効に使える乗り物が多い現在は恵まれています。
更なる未来を次世代に渡すべく、人と会う時間の合間の移動時間は読書をして学びを継続してまいります。
その為にも良いライバルと言うのも重要ですね。この辺はまた別の機会に記載したいと存じます。