奥田民生氏の曲は全般好きですけれども、人生に強く影響を与えてくれているのは表題の局と『イージューライダー』であるように思います。
どちらも近い年代で作られているものの社会に出る前の私には色んな示唆がありました。


社会人としての始めが自衛隊と言う国家公務員であったので、勝手なステレオタイプのイメージも相まって『さすらう』ことに強い憧れを持つようにもなりました。
バイクや車での遠出の時にはいつも聞いていたことを思い出します。
自衛隊を退隊する時も新たな世界への不安と共に頭の中ではこの曲も流れていたように思います。


最近、聞いた際に歌詞を改めて聞きましてハッとしたことがありました。
『アルケミスト』と言う本を端的に表しているようにも感じたのです。
コンフォートゾーンから出る出ないは人によってとても難しいことにも感じるものでしょうけれども、一歩前に出れる人は自然と踏み出せるものなのだろうと思うのです。
私自身が出来ているとは思いませんけれども、30歳で事業責任者を任せていただいてからはある意味常に挑戦を続けようと思える限り、常にエッヂラインに立ち続けているとも言えます。
まだまだ先のエッヂに向けて走り続けたいと思います。


自衛隊を飛び出すときには、内心は不安がとても大きく有りましたけれども、自分の中の衝動が一歩を踏み出させてくれました。
事業を始めてからは、環境を通じて習慣として一歩を踏み出し続けることを以前ほどは肩肘張らずに出来ているように感じます。
風の先の終わりを見るように、雲の形を真に受けるように、波の続きを見るように今後も一歩前に出たいと思います。
そして、逢いたくなったら無理せず昔の歌を唄おうとも思います。


最近は、創業して10年を振返る機会を多く持っています。
十年前の自分が今の私を見たときになんと言うかはイマイチ分かりませんけれども、私自身は、十年前の自分の前に胸を張って立つ事が出来ます。
これから10年後にも同じように今の私としっかり対峙出来る人生を歩みたいと思います。

これから出会えるであろう新たな出会いにワクワクしながら、10年の計をしっかりと歩む為にも、『Never, never, never, never give up!』な人生を歩んでまいります。