手塚治虫氏の書かれた『ブッダ』文庫本の帯に記載されているのが表題の言葉です。
感情は全て自らで決めることなので、同じものを見ても人によって捉え方が異なるのは当然ですが、世界を美しいものだと捉えようとする心がとても大切なのだろうと思っています。
いろんなことが起こった際に、周囲のせいにするのではなく『原因は全て我にあり』と捉え、そこからどのように変革をしていくのかが、大切なのであって、結果に全てを奪われてしまうこともおかしいと思います。
もちろん、結果を求められるべきときはありますし、結果が伴わなければ評価に値しないことは多分にあります。
それでも、結果が全てではありません。
なぜなら、上手くいったとしても『人生の本舞台は常に将来にあり』なので、その後の研鑽も続ける必要があるのです。
正しく結果をとらまえる事がとても大切なのだろうと思います。


表題の件を思ったのは、瞬間的に見たりする景色の中で心の安寧や感動が生まれたりすることが有ったからでした。
前日が遅く眠く寒い中で朝一便の飛行機に乗る為に、移動していると空港近くで夜明けの紫色に染まる朝焼けを見たりすると、大きな感動があります。
その瞬間を眠いとか寒いとか言わずに見れたことに感動できる心持がとても大切なのだろうと思います。
自分一人では決して想像も出来ず、人類が生み出していない景色を自然は創り出します
個人個人の活動の小ささを自然は教えてくれます。
目先のことだけではなく、世界が美しいと思える感性があれば、いろんなことが捨てたものではないと思えます。


8時間程度のドライブをしている中でも夕陽が山に沈む景色を見れたりすることに感謝が出来ると、更なる挑戦心も湧いてくるように思います。


『感動する心を大切に』とは八木山バイパスの飯塚出入り口付近にある、本多機工様の看板にある言葉です。
車で移動する際はその看板を見る度に、大切なものについて考えます。
本田機工の龍造寺社長もご縁を頂いておりますので、あの看板設置に大きな感謝をしつつ、毎日何に感動できているものかこれからも感性を磨き続けたいと思います。


世界はやっぱり美しい、この感性に感謝して社会貢献に邁進してまいります。