現時点でAPU学長の出口さんの教えを超える話にはなりませんけれども、やはり人と本と旅(通常との異空間)によって、大いなる刺激を受ける機会が圧倒的に多いと感じます。
一人で考えなく時間も大切だとは思いますけど、それは決断をする時であって、インプット作業には人と本と旅がとても大切なことを日々実感しています。
作業として事務処理などをしなければいけない時を除けば、自分の時間は人に会うことに使う機会を増やしています。
出来るだけ同じ人ではなく新たな出会いを求めて活動するようにしています。


人に会うための移動時間の際には本を読むようにしています。
本も自分の好みばかり読んでいると偏るので、人にオススメを聞いたり、本屋の平積みを見に行ったり、新聞・雑誌で勧められているものに手を伸ばすようにしています。
また、『行動経済学』について興味を持った際には関連本を複数(最低三つ)読んで異なる角度の意見を吸収するよう意識しています。


今まで自分で足りていなかったと思うのは旅です。
旅については、定義を難しく考えすぎていたように思います。
免震の活動などで九州各地に行く際に時間に余裕を持って周囲の史跡などを少しでも見学したり、地の物を食べたりすることを意識するようにするだけでも、日常とは異なる刺激を多く感じる事が可能であることに気付けました。


人は立場によって仕事の性質が異なるものだと思いますけど、効率重視で勧められる環境は非常に限定的な活動であると感じています。
実際には多くの方が与えられた閉ざされた環境での業務が多いのだとも思います。
それでも常に本質について考え続けなければ、環境はある日突然に変わる可能性があるので、その際に対応ができなくなる事でしょう。
経営の仕事を単純に効率出来ることは無いと思っています。


通常業務においては効率を図ることは多くあるので、そのような環境に当たった場合は徹底的に効率を置いた求めて貰いたいですが、効率化には限度があるのも事実なので、新たな取り組みに早く取りかかれる環境を自ら創り出して行くべきだと考えます。
新たな仕事の創設には、人・本・旅が欠かせないことを改めて強く理解する機会が多いことにも感謝しています。
それだけ自分自身も成長が遂げられているものと感じる次第です。


一度限りの時間が有限である人生を人・本・旅を通じて更に社会に役立てる人間に急いで成長して行きたいと存じます。