私は、お江戸に学生時代十年程住んでいました。
その後、社会人としても1年程度は過ごしたことがあります。
今でも週に一~二回程度は参勤交代のように上京する機会があります。
やはり、都心部には刺激もあり、トレンドの変化を感じる機会が有りますけれども、私は生活を送ることに関心が持てません。
『やりたい事よりやるべき事』ですから、勿論、必要になれば東京暮らしもするので、絶対に避けると言うわけでは有りませんけれども、選択が出来る限り地方に住み続けたいと思います。


働き始めが海上自衛隊で、横須賀~下総~八戸などから始まり、淡路島を経て飯塚に住み始めたのが今から振り返ってみると17年も前の事でした。
『都会には人材が居て、地方には人物が居る』とは太郎代議士がよく使われている言葉ですけれども、それらを多く実感します。
大手企業と中小企業にも同様の言葉が当てはまるようにも感じます。
地方の中小企業で30年以上第一線を張ってるような人物はやはり、都会や大手では成長しない形で人物として磨かれていきます。
考えてみるに傲慢になる余裕もなく常に謙虚で生きざるを得ない環境は、人として成長するには大変恵まれた環境と言えるのかも知れません。
人はDNAの影響以上に環境が大事です。
そんな事は、生まれたての赤ちゃんがどの国で育つかで変わる事を見れば当然の事だとも思うのですが、ついつい血統を言い訳にしてしまうのも人間のありがちな心情なのかもしれません。


変えられない外部環境も多分にありますけど、社会人ともなれば自分で生み出せる環境の方が沢山あると言えるでしょう。
誰と会いどのような話をしていくかでも環境からの刺激として成長に繋げられると思います。
私は外食比率を意識して高めています。
それは多くの方に会う為です。
同じメンバーと毎食食べるのではなく色んな方との接点を持とうと意識しています。
そのお会いする頻度についても考える機会が増えてきました。
人生は一回限りなので、お金以上に時間はとても大切であると考えているからです。
それは私だけでなく相手にとっても同様でしょうから、お互いの成長や、心の安寧などにつながるなど有意義な場になることを望みます。


実際に仕掛けをしていく人にとっては地方はとても面白く目に見える世界が音を立てて変えていくことも実感できます。
自分で動ける人にとっては地方は益々面白くなっていく事でしょう。
勿論、盆栽ビジネスにならないよう、地方の仕掛けを他の地方や都心に持っていく事は社会貢献の観点からもとても大切です。
この地方の面白さを都会にいる人が理解できるようになってくると益々面白い国家になっても行くと確信しています。


世界を変える力はいつでも独りの力から始まります。
一人の想いが、皆の夢へとつながり、将来的に社会のうねりを創り出してきたことは間違いありません。
少しでもそのような活動をされている方を応援するとともに、何より自らでその実行者になっていく参ります。
今週も多くの方から刺激を頂戴しましたけれども、それらは今となっては過去の話です。
来週もまた多くの方と会い、双方が刺激をして社会の役に立てる事に進んでいく事を楽しみにしています。